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【学んだ事】デザイナーになる。〜コンセプト作りからレイアウトまで〜【読書】

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デザイナーになる。 伝えるレイアウト・色・文字のいちばん大切な基本

著者:永井 弘人

books.mdn.co.jp

 

デザインをするぞ!そう決めてキャンパスに挑んでも、パソコンで絵を描こうとしても筆が進まない…。「そりゃそうだよ…だってコンセプトもラフも何も無いじゃない」今の自分なら自分にそう言ってあげられます。この本がそのきっかけをくれたので過去に読んだ本ですがノートにまとめていたことをここに残そうと思います。

 

デザインをする前に見るもの

デザイナーになるには?

インプットを心がけて、知識のままにせず本当のデザイン力として身に着けるために、実際にデザインを作り、知識を知恵に変換する。

実践(発表)してデザイン力をつける。

 

Q.デザインは?

A.目的を形にすること。

 

Q.デザイナーとは?

A.目的を定め、目的を形にできる人。

 

 

対象人物から想いを聞く

相手のやりたいことを目的を叶えるためのデザイン。

 

感じてほしいゴールを決める

完成したデザインを第三者がパっと見た時どう感じてほしいか。

一言で言うと?→◯◯という風に浮かぶような。

 

 

コンセプトを立てる

キーワードを書き出し作るデザインの概要(目的、ゴール、特徴、関連情報)を整理、考えつくキーワードを出来るかぎりたくさん書き出す。

ポイント2点

  • 紙に書き出す→客観的になる
  • 手を止めない→思考に圧をかける

 

 

15分で紙いっぱいにキーワードをうめる

キーワードをくっつけて1つの言葉にする。

これは!と光る言葉2、3個に◯をつける、それを1つにする。

→スローガン、テーマ、ビジョン=コンセプト

 

良いデザイン=良いコンセプト

 

リサーチする

ラフの前にリサーチする、他のデザインを見ることでゴールとコンセプトをより良い形にする。

気づきをマメにメモ→このような表現をすると、こう印象づけられる。

 

ラフを作る

ラフではデザインのゴールであるコンセプトを視覚化する。

※一度人に見せる時は、こういう考えでこういう風に描いていると伝える

人に話すことで冷静に整理できる。リサーチの気づきも活かしてラフを描く。

 

 

素材を用意する

素材・画像→写真、イラスト、図版、ロゴ、アイコン

テキスト→キャッチコピー、見出し文、ボディコピー、会社概要など

これら必要なものが全てそろって初めてレイアウトができる

 

素材をレイアウトする

レイアウトの目的→デザインのゴール、コンセプトをより感じさせる。

  • ざっくりと配置、次に細かな調整
  • 少し組んだらすぐにプリントアウトする
  • 効果的に調整→検証して自分でベストな答えを出す→迷ったら、ゴール、コンセプトへ戻る 

 

感想

意外にノートに書いていた内容が多くて1回きりでは載せきれなかったことが驚きです。 本来自分が目指していたものに対して改めて、そうだ!そうしたかったんだ!と思い出すことが出来ました。いや、忘れてはいないのですがやはり言葉として文字として見るって重要なんですね。まず頼まれることってあまりないんですけどざっくりとイラスト描いてーと言われるとすごい悩むんです。で、そもそも当たり前やんっていうことを教えてもらえたのがこの本です。特にコンセプトを考える流れは今もずっと使わせてもらっています。キーワードとなる部分を短時間で描いてく作業から見えてなかったことややりたいことが絞られてくるのでまとまります。ここで思ったのは普段のインプット活動において参考になるレイアウトやデザインをとりあえずな感じで残していたんですがなんでそれが参考になったか、が大事なんだなと反省しました。それを改めてストックを増やす方法を模索したいと思います。