【映画】名探偵ピカチュウ【感想】
名探偵ピカチュウ 字幕版
あらすじ
かつてポケモンのことが大好きな少年だったティム(ジャスティス・スミス)は、ポケモンに関わる事件の捜査へ向かったきり、家に戻らなかった父親・ハリーとポケモンを、遠ざけるようになってしまった。それから年月が経ち、大人になったティムのもとにある日、ハリーと同僚だったというヨシダ警部補(渡辺謙)から電話がかかってくる。「お父さんが事故で亡くなった―」。複雑な思いを胸に残したまま、ティムは人間とポケモンが共存する街・ライムシティへと向かう。荷物を整理するため、ハリーの部屋へと向かったティムが出会ったのは、自分にしか聞こえない人間の言葉を話す、名探偵ピカチュウ(ライアン・レイノルズ)だった。かつてハリーの相棒だったという名探偵ピカチュウは、事故の衝撃で記憶を失っていたが、一つだけ確信をもっていることがあった……。「ハリーはまだ生きている」。ハリーは何故、姿を消したのか? ライムシティで起こる事件の謎とは? ふたりの新コンビが今、大事件に立ち向かう!
ストーリー
ライアン・レイノルズ演じるピカチュウが見たくて久しぶりに字幕で見ました。
最初なかなかピカチュウが出てこないので、いつ出るの?来るのか?ピカチュウ!!という感じで愛くるしい姿を早く見たくてうずうずしてしまいました。オープニングではポケモン(パートナー)をあえて持たない主人公ティムにヨシダ警部補から連絡が入るところからストーリーが進んでいきます。ティムの父親ハリーが亡くなって、ハリーの部屋に行ったら思わぬ展開に。ついに登場、ピカチュウが!!なぜか自分としか話せないピカチュウと父親ハリーの事件の背後にある謎を追っていくのですが、非常におもしろいです。意外な秘密が所々にちりばめられていて、最後の全部回収してくれる際にうるっときてしまいました。ティムとハリーとの間にある確執、ハリーは生きているのか死んでいるのか、そもそも何に巻き込まれてしまったのか。そういった気になるポイントがどんどん回収されていくのですがストーリーの進め方が非常にスムーズで間延びする場面も無くて爽快で完璧でした。ピカチュウと他のポケモンとのやりとりもすごく笑えて、コダックについての印象もそうだったんだって。そもそもコダックがストレスかからないようにしてあげないといけないポケモンだったって意識も無くてそういう細かい設定がめちゃくちゃツボでした。そんなコダックもティムと一緒に謎を解くルーシーのパートナーで、中盤トラブルに巻き込まれていくコダックのパニックぶりに大丈夫かー!!と言ってあげたくなるほどです。贅沢を言うとポケモンの数がやばいんでピックアップ出来ないからなのかパパッと出て終了の子がたくさんいてて、もっと出番見たかったです。
しわくちゃピカチュウを筆頭に魅力的なポケモンたち
もう予告から見たくなるレベルのピカチュウのしわくちゃ顔やモフモフ感。そして表情も巧みで本当に魅力的でした。そして声が渋いっていうのがまたおもしろい。プリンってあんなフサフサだったんだとか、カビゴンもそうなんだとか、リザードンやコイキングのテラテラ感とかもリアルにしてみるとな新たな発見がたくさんあって新しいポケモンの魅力を発見できました。初期の御三家、ヒトカゲ、ゼニガメ、フシギダネもめちゃくちゃかわいい!それぞれ人間の職業別にパートナーになっていたりとリアルな設定も含めてチラチラ出てくるのが良かったです。フシギダネ選んでやどぎりのタネやどくやねむりで他のポケモンつかまえてた思い出が蘇りました。そんなフシギダネが途中でわらわら出てくるところほんまかわいいです。