【学んだ事】なるほどデザイン Part3【読書】
なるほどデザイン〈目で見て楽しむ新しいデザインの本。〉
著者:筒井 美希
キャラを立たせる
デザイン=あれこれ飾り付けることではない。 飾りをあれこれ足さなくても書体/組み/カタチ/配置、1つ1つの要素に個性を立たせるだけで十分印象が変わる。
あれもこれもと盛りだくさんでつい飾り付けしようとしてしまう所があるのでグサっときました。でも書体、組み、形、配置という基本的で大切な要素がいかにコンセプト通りの意図があれば無駄な装飾はいらないんですよね。
足し算と引き算
まだ狙った印象に届いていないなら足し算する。無くなっても問題ない要素が見つかったら引き算。さじ加減が必要。
印象に届いているか届いていないかなんですね、何かが…ととりあえず感覚だけで考えてた所もありとても参考になりました。
ブラッシュアップ
細部の完成度を上げていく。全体を眺める引いた目線、細部を観察する。寄りの目線、その両方を持つ。デザインの意図が伝わっているかを考える。
全体もきちんと見て、ピンポイントでも見たりと客観的な視点も大事なのですね。意図が 伝わっているかはコンセプトがきちんとしていないとダメだし、コンセプトの大切さも実感しました。
デザイナーの7つ道具
- ダイジ度天秤 :どっちがダイジ?を口癖に
- スポットライト:主役を狙って光を当てる
- 擬人化力 :いいデザインていいキャラしてる
- 連想力 :ヒントは世の中にあふれている
- 翻訳機 :言葉と絵のバイリンガルになる
- 虫めがね :懐に隠し持った最終兵器
- 愛 :そのデザインを決めるもの
まとめ
これは次回からこの7つ道具を見ていくわけですが一体どんな内容なのか気になります。たくさんヒントがありそうで楽しみです。観察する力の養い方も発想力も大切ですがどう見るか、考えるかのヒントはとてもありがたいです。また読み進めていきます。