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【学んだ事】なるほどデザイン Part4【読書】

なるほどデザイン〈目で見て楽しむ新しいデザインの本。〉

著者:筒井 美希

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kaja.hateblo.jp

 

7つ道具

その1 ダイジ度天秤

デザイン時、伝えたい量と伝わる量との戦いになる。それが多すぎるとぼやける。 情報が多いとごちゃごちゃになり見る気を失わせてしまう。 全てを伝えようとするデザインは結局何も伝わらない。 何がダイジ?を考えることを忘れず取捨選択と強調をする。

Step1 伝えたいことを整理

伝えたいことが多い場合は数を絞り込む

Step2 どっちがよりダイジ?

両方同時に実現できないこと→優先順位をつける

Step3 ダイジな方を強調

よりダイジな方を強調、サイズや分量、強さや色を調整する

どんなにイメージのコンセプトを考えたとしても、クライアントさんから依頼内容の中でどういったものを作りたいか聞いてもそこから取捨選択がきちんと出来てないと結果的に何が伝えたいのかわからないものになってとっちらかるのですね。レイアウトを様になるように感覚で作っていたところがあるのでとても参考になりました。

 

その2 スポットライト

大事な主役が他の脇役に埋もれないよう、スポットライトを当てる。 読み手の目線が迷わず重要な場所へ向かうようにデザインで整理整頓する。 ダイジ度天秤が意味の優先づけでこちらは見た目の優先づけ。 予備知識のない人が初めて見てもすぐ整理して見ることが出来るように。

Step1 離れて見てみる

いつもの数倍離れた距離からデザインを見てどう感じるかチェック

Step2 ライトを当てる

主役にすぐ目が向かわなかったら何らかの方法でライトを当てる

Step3 もう一度離れて見てみる

主役になれたか?もう一度離れて確認

色のライト

色がないなら、足し算で目立つ 色がありすぎなら、引き算で目立つ

地のライト

地をつくることで、図を弱める 図をつくることで、地を弱める 図はカタチあるもので手前に出て来やすい。その図の背景にあたるのが地。 図に意識がいくと地への認識は弱くなる。

余白のライト

おおまかに眺めても分かるくらいの余白の差をつくる 脳の神経細胞には、おおまかな空間に反応する細胞と、細かい情報に反応する細胞の2つがある。 おおまかな空間認識でも分かる差の方が認識されやすい。

揃えないライト

まっすぐにはナナメ、整列にはズレ 秩序を作ってからあえて乱す方法

色のライトはよく写真を撮った後に加工する際に、全部モノクロにして目立たせたいところだけカラーにしたりするので好きな方法です。目立たせたいところが視覚的にもちゃんと主役として目立っているか、はとても重要です。脇役も目立っちゃったら結局何が言いたいのか見せたいのかわからないですよね。

 

まとめ

これを見てるといつも何となく感覚でやってしまってたなと思わされます。参考になった部分はさっそく使っていこうと思います。なんかたまにごちゃごちゃしてしまう時があってそれって結局何を目立たせたいのかわかってなかったからなんだなと実感しました。